僕らは、この流行り病を前にしてとても無防備だ。目に見えないウィルスに対してあまりなすすべがない。マスクや手洗いぐらいだ。
100年前のスペイン風邪の時やっていたことと、この現代社会で一般の人ができることはあまり変わらないという。
でもはたしてそうかな。立ち止まって考えよう。
確かに免疫力を高めることが、よく言われている。よく寝て休んで、適度に体を動かし、良い食事をすること、そしてストレスを減らすことだ。
もちろんそうだろう。
ではさらにどうしたら、僕らの体は、免疫力の高いバランスのよい状態を保てるのか。
僕が、重要視したいのは、体は生命共同体であることだ。自分の体は、自分の細胞以外のさまざまな命の助けを借りて生かせてもらっている。さまざな菌類が体にはまとわりついて、さまざまな助けをしてくれている。
腸内のフローラを改善するのによい薬はこれだ。
「ビオスリー」
乳酸菌と糖化菌、酪酸菌の三つが入っているのがよくはたらくようだ。
腸内の調子が良いと、力があふれてきて、やる気が出てくる。感情も安定してくる。人間の体は、脳とその他の部位だけではない。たくさんの生命が生かしてくれている。そして僕らの脳は、たくさんの菌類の影響を受けている。