親権という基本的人権は、なぜ「母子関係」に敗北するのか(田中俊英) – 個人 – Yahoo!ニュース

子どもと過ごした濃密な数年間の記憶は、離婚・別居親たちの人生の重要な部分を占めている。子の笑顔と涙はそれら別居親たちの人生の一部であり、つまりそれが「基本的人権」だということだ。
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    ■ 親権は「基本的人権」

    弁護士の作花知志氏が、「親権」について以下のようなツイートをしている。親権は「基本的人権」だというシンプルなテーゼだ。

    親権は基本的人権なので問題行動がない限り制限できない。このシンプルな一行はインパクトがある。「親になること」は、言論の自由や教育・勤労の権利などとともに、近代民主主義国家がそれぞれの国の歴史の中で獲得してきた重要で基本的な人権に含まれる。

    ゆえに、作花氏が言うように、「問題行動」をしない限り誰にも制限できない。

    この「問題行動」は、当然、児童虐待やDVを示す。単に離婚しただけで、別居することになった一方の親(父が大半)が子と会うことを制限される(一般的に月1回2時間程度! の「面会」)のは、基本的人権が蹂躙されているということになる。

    ■ ニホンは北朝鮮と同じ単独親権国家

    この基本的人権は、当欄で度々指摘してきた「『土台』『条件』『責任主体』としての親権」とほぼ同じ意味である(「責任」とは、差し伸ばしたその手にこの手をすぐに差し伸ばすこと~法務省の第1回「親権」研究会。

    人権/権利は近代的概念のため人間が現実社会でサバイブするための基本的武器だが、「条件」としての親権は近代以前の古代より続く「人間が人間である限りそもそももっている前提条件」だという点が少し違うが、そこまで厳密に考えなければほぼ同じことだ。

    哲学を引っ張り出してきてわざわざ位置付けずとも、我々の近代社会が成り立つと同時に確立された「人権」という武器を使えばそもそも簡単に説明できるものなのだ、「親権」は。

    だがニホンは北朝鮮と同じく単独親権国家であり、平等に(この「平等」も近代概念)両親に基本的人権を与えようとしない。

    その理由は、児童虐待とDV被害が離婚後も押し寄せる危険があるということなのだが、それをいうと虐待先進国である欧米が共同親権になることができたことが説明できない。

    「問題行動」の典型例である虐待とDV対応は、作花弁護士も言うように親権をテクニカルに「制限」するという視点で設定していくレベルだ。それらは基本的人権という「土台」の上に乗った鬼子であり、鬼子対応は土台上でケースバイケースで考えていくしかない。その「制限」というテクニカルなレベルは、基本的人権という土台の上で展開されるものだ。

    ■ 強力な「母」イメージ

    「問題行動」がこの頃は目立つとはいえ、それと夫婦形態はあまり関連しないようだ(子供の虐待で圧倒的に多い加害者は実母 ~データでみる児童虐待のホント)。つまり、別居する元親(繰り返すが父が多い)の基本的人権を制限する理由にそれはならない。

    ではなぜ我々の社会は親権を基本的人権と認めないのだろうか。言い換えると、多くは「母子」という単独親権関係(当然「父子」親権も存在するがやはり少数派)があればよし、とするのだろうか。

    さらに言い換えると、親権という基本的人権は、なぜ母子関係に敗北するのだろうか。

    古くはフロイトが提唱した「エディプスコンプレックス」(フロイトは母子関係を基本とする)、通俗心理学的には「母子密着」、これらは臨床心理専門家からすると古臭い概念であるとはいえ、一般社会の中にはしぶとく残る。

    近代概念である「単独/共同親権」の遥か手前に、この強力な「母」イメージが我々の社会に残っており、母さえいれば、その母が虐待しようが何をしようが子にとっては(父が関与するよりは)まだマシである、という共通理解が我々の社会にあるのだろうか。

    それは、マッチョな男たちが支配してきた我が国ではこれまでは許された。その男社会ぶりは、政治家や会社経営者に女性が極端に少ないという点からもまだまだ残存するのであるが、これを人々のプライベートな面から見ると、父親の育児への積極参加という点から徐々に崩されようとしている。

    ■ 子の笑顔と涙はそれら別居親たちの人生の一部

    子どもが乳幼児の頃、育児をフォローする。具体的には、真夜中の授乳やオムツ交換、保育園の送り迎え、離乳食の作成と食事介助等、夫婦によってはほぼ平等に分かち合っている場合もあるだろう。

    そんな関係性と事実のなかでは、離婚「程度で」親子関係が引き離されるのは、苦痛とひどい悲しみに覆われる。

    もちろん、離婚し親権も失ってせいせいしたという親もいるだろう。けれども、たとえばTwitterに溢れる別居父や母の悲しみと涙は、あるいは僕が時々保護者面談の中で出会うそれら親たちの涙にウソはない。

    子どもと過ごした濃密な数年間の記憶は、離婚・別居親たちの人生の重要な部分を占めている。子の笑顔と涙はそれら別居親たちの人生の一部であり、つまりそれが「基本的人権」だということだ。

    以上は、母子関係の強烈さをそろそろ横に置き、近代概念である基本的人権=親権を受け入れませんか、という問いかけでもある。

I couldn’t believe his mother kicked him out of his home. Otherwise he was told he had to sleep outside. I cried.

I couldn’t believe his mother kicked him out of his home. Otherwise he was told he had to sleep outside. I cried.

So I picked him up from his home with his items, and stayed with him for a week.

But his mother wouldn’t let me change his address and his school and wanted him back.

So I returned him.

But now she and her boyfriend living with her won’t let him meet with me.

「子供は決して 「私の私物 」や 「財産 」ではないということ 。自由な人間であるということ 。そして親は 、 「子供を自由にさせることが自分の仕事 」だと理解して欲しい」

「子供は決して 「私の私物 」や 「財産 」ではないということ 。自由な人間であるということ 。そして親は 、 「子供を自由にさせることが自分の仕事 」だと理解して欲しい」

—『一生役立つブッダの育児マニュアル: 親の「どうしたら?」と子供の「どうして?」に答えを出します シリーズ心を育てる本』アルボムッレ・スマナサーラ著
http://a.co/50jz9mM

逃亡後のゴーンが明かした日本への「復讐計画」 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

「しっかりと戦う準備はできている」。これは、自身の近しい友人でレバノン人デザイナーのメイ・ダウック氏がレバノンの首都ベイルートに持つ自宅で開かれた新年祝賀パーティーに現れた元日産会長カルロス・ゴーン…
— 読み進める toyokeizai.net/articles/-/322811

日本の検察は、ゴーン氏の国外逃亡を利用するかもしれない。同氏は逮捕後130日身柄拘束された末、検察による監視下に置かれた生活を続けており、これは典型的な「人質司法」だとして世界のメディアからも批判を浴びていた。

が、ゴーン氏がいとも簡単に国外逃亡したことによって、検察はやはり簡単に保釈するべきではないとして、この歪んだ司法制度をより強固なものにしようとするかもしれない。批判をおそれる裁判所もこれに追随してしまう可能性がある。

しかし、今回、ゴーン氏の国外逃亡を許したのは、保釈したという判断ではない。日本の裁判所や検察は、少しでも逃亡のおそれのある被告人は身柄を拘束しておけばいいという考えに拘泥し、身柄拘束をできるだけ避けながら逃亡を防止するためにどうしたらいいのか考える努力を怠ってきた。ゴーン氏の逃亡はその結果であることを直視するべきだろう。

「中国と香港は、違います」香港人が制作した、20枚のイラストが話題に | TABI LABO

香港のデザイン会社「Local Studio HK」が制作した、中国と香港の違いを表したイラストを紹介しましょう。左側が中国で、右側が香港。中国に対して皮肉が込められたそのイラストには、賛否両論の声もあるようですが、ユーモアを持って楽しみたいイラストです。中国と香港は、違います中華人民共和国は1949年に誕生しましたが、香港は1841年に設立されました。中国と香港では、スマホのダイヤルが違います。
— 読み進める tabi-labo.com/188656/hongkong-artist

明けましておめでとう!父母の孫が5人も集まって、 実家は子どもの笑い声や鳴き声で溢れています。世界 の共通の人間文化、家族は、暖かくて心が豊かになる

明けましておめでとう!父母の孫が5人も集まって、実家は子どもの笑い声や鳴き声で溢れています。世界の共通の人間文化、家族は、暖かくて心が豊かになる礎だろう。大切にしてゆこう。

家族を破壊する法律や政策は変えていこう。

LOG:面会交流は親子の至福の時。離れて暮らす息子との最近の状況。


続けたい息子とパパの気持ちを考慮せず、スイミングスクールを辞めると言う。今日は残り少ない、スイミングスクールにきた。

離婚してから2年半。週1ー2回息子と会ってきた。ところが最近、元嫁には彼氏ができて、一緒に暮らしている。
自分も新しい女性と暮らしているので、それ自体はお互いにとっては良いことだけれど、息子にとってはどうなのだろう。複雑な環境で、複雑な人間関係の中で、整理がついているのだろうか。

その元嫁の彼の示唆かわからないけれど、元嫁は、実の親は会わないでも良いという言葉が出始めてきた。
以前より父親と息子が会うことに消極的になってきた。次の面会交流日がなかなか決まらない。

引き離しされる恐怖は、息子が大人になるまで続くのだろうか。

子どもが泣く理由はたくさんあるけれど、パパと
ママが離婚した上に、仲良かった一方に親と会えない悲しみは、親がなんとかできる親の責任なんだよ。

親のせいで子どもの人生に穴をあけてしまった。穴を埋める努力をしようよ。

いつまで経っても変わらない、自分勝手な自己中心的なママに怒りを覚える時がまだある。

でも自分はその怒りを、以前のようには、彼女にぶつけない。ぶつけても彼女は変わらないし、息子と会わせてもらうことの逆効果だ。

息子のためには何でもやる。命をかけて子どもを守る。その本気度をどうやって相手に伝えようか。

はやく息子がお大きくなって、自由に会えるようになりたい。それまでの辛抱だ。

親子の絆をもっと強くしよう。

ハウスハズバンドの1日

今日は息子と会えず家で、掃除と洗濯、そして料理を作った。

豚煮は1時間以上煮込んで、肉はトロトロになった。

明日のお弁当にも持って行こう。

⭐️5でました!

僕は息子にEQを高めて貰いたい。

4歳の時に息子と一緒に引っ越されて、思うように会えなくなった息子とは、今は週1回のペースで会っている。というか、会わせてもらっている。元妻に。

その元妻は、7歳になった息子に対してとても厳しい教育ママと化している。

7歳になると男の子でも、素直に言うことを聞かなくなる。それが当たり前だ。もっと言うことを聞くようにしつけを厳しくしないといけないと思っている。

でもね、厳しくしぎても、子どもは遊ぶのが楽しくて、それが主な仕事なんだと思う。勉強を無理やりやらせても、逆効果で、嫌いになるんじゃないかな。

IQのかわりにEQを伸ばせるように、教育した方が良いと思う。そこでこんな本を買った。

さて、これをどうやって元妻に伝えようか。

息子にどうやって話をして行こうか。パパとしての役目は、1週間に1度しか会えないけれど、重要なんだと思う。

息子の居場所のひとつになって、一番安心できる場所を用意してあげたい。

これいいかも:「文具感」を大事にしたキングジムの6.8型デジタルノート「フリーノ」、Makuakeでプロジェクト開始 | マイナビニュース

キングジムは12月4日、「書く」ことを追求したというデジタルノート「フリーノ」を発表しました。クラウドファンディングサービス「Makuake」で同日からプロジェクトを開始。2019年12月4日~2020年2月28日の期間で、支援を募集します。
— 読み進める news.mynavi.jp/article/20191204-freno/

宿泊面会交流で、帰り道で出た息子の涙。。。。

息子は明日からまた学校。帰りぎわ、息子が、ぼそっと言った。

「昔さ、パパとママが喧嘩しなかったらよかったね」

彼は少し涙が出て手で拭いていた。

息子のその気持ち、元妻はわかっているのだろうか。

僕は、ごめんねと言って抱きしめるしかできない。

ごめんね。

家族交流、親子交流は妨げられてはならない: 親子の交流だけでなく、祖父母との交流も守られるべき。

夏依頼実家に帰っていなかったので、息子と2人で父母の家に遊びに行った。

みんな笑顔で喜んでいた。

家族一族の交流が、勝手な大人のわがままが理由で断絶されてしまうことは、良くないことだと国民一人一人が認識してほしい。

LOG:朝、息子のママから電話があった。だいぶヒステリック気味に怒っていて、近くで息子が大泣きしていた。

話をよく聞くと、息子が公文の宿題を全然やらないから、パパと遊びには行かせません!とのこと。勉強をしないから、楽しいことをさせない罰を与えるのは良くないよ、と言っても聞く耳を持たず、ガチャ切りされた。

ああ、こんなんで、息子と会えなくさせることを普通に考える彼女は、以前と変わらないな。

確かに一人で子どもを育てるのは、責任が重すぎて、たまにはそうやって吐き出したいのはわかると思う。

だから息子がいるママの家に行くことにした。

優しく接してあげよう。僕は冷たい雨の中歩いて行った。//

 

 

 

 

哲学について学びたい

中島義道先生の哲学塾に参加したい。

http://gido.ph/

  • 中島 義道 (Yoshimichi Nakajima Ph.D)
  • 1946年生まれ。
  • 1977年 – 東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了
  • 1983年 – ウィーン大学哲学博士
  • 電気通信大学人間コミュニケーション学科元教授。
  • 著書に『哲学の教科書』『時間と自由』(講談社学術文庫)『哲学実技のすすめ』(角川ワンテーマ)『哲学の道場』(ちくま新書)『カントの時間論』『カントの自我論』(岩波現代文庫)『「死」を哲学する』(岩波双書哲学塾)『観念的生活』(文藝春秋)、その他多数。

 

 

上司「今日は早く上がってください」その日の6割を仕事していれ ば、残りの仕事分の給与は全く保証されないパート社員

労働者って本当に、搾取される側なんだなと思う。

パート労働者は、契約にある就業時間の6割しか保証されないし、その日6割仕事を終えていれば早く上がらされても違法でもない。

それが労働者階級っていうことなんだろう。悲しいね。

パートの所定労働を2時間短縮したが、休業手当払う義務あるか | 休業手当 « 賃金:人事・労務相談Q&A

この質問への回答:労基法第26条は、使用者の責に帰すべき事由によって労働者が就労できなかった場合には、その休業期間中、平均賃金の60%以上の休業手当を支払うべきこと…

http://www.f-syaroushi.jp/賃金/休業手当/パートの所定労働を2時間短縮したが、休業手当払う義務あるか-469

今日は小学校の授業参観。今年入学してだいぶ少年 ぽくなった。教室の後ろに行くと気付き、パパが 来たよと友達に言いふらしていた。そのあとママが来て 、休み時間になると息子はパパとママの手をしば らく同時に握っていた。彼にとって久しぶりの同時握手 なんだろう。彼の気持ちを考えて、心が痛んだ。

今日は小学校の授業参観。今年入学してだいぶ少年ぽくなった。教室の後ろに行くと気付き、パパが来たよと友達に言いふらしていた。そのあとママが来て、休み時間になると息子はパパとママの手をしばらく同時に握っていた。彼にとって久しぶりの同時握手なんだろう。彼の気持ちを考えて、心が痛んだ。

mail@kouzy.jpn.org

毎週末土曜日は、7歳の息子と会うことになっているの だけれど、今週は咳が出るからと、息子は外出が できなくなった。

毎週末土曜日は、7歳の息子と会うことになっているのだけれど、今週は咳が出るからと、息子は外出ができなくなった。
はやく風邪を治してね、と言って、会えないと自分は、がっかりしていたら、息子から電話があって、泣きながら「パパと会いたいの。会いたいの」と繰り返す。

会いたくても会えない時がある。

離婚して別居してしまうと、毎日一緒に生活できない。その悔しいことに慣れたはずだけど、やっぱり別々に暮らすことは、普通じゃない。

ごめんね。パパと一緒に暮らせなくて。

もう3年も経つけれど、ママの勝手に別居されて、強制的に一緒に暮らせなくなったことは、いつまでもひきづってしまう。

毎週会える僕らだけれど、大人の勝手な都合で、一緒に暮らせなくなるのは、子どもにとってはいい迷惑だ。

少しでも彼にとってのその迷惑を減らしたい。

mail@kouzy.jpn.org

「『本当の親』にならなければいけない」という道徳~単独親権派のアポリア(田中俊英) – 個人 – Yahoo!ニュース

それら暴力オトコたちが強迫的に抱いてしまっている「『本当の親』にならなければいけない」という道徳を、それに対立して否定するという行為そのもので、その道徳を認めてしまうことになる。
— 読み進める news.yahoo.co.jp/byline/tanakatoshihide/20191005-00145399/

親の不安を解消。92歳・現役保育士の子育てテクニック:書評 | ライフハッカー[日本版]

『92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て』(大川繁子 著、実務教育出版)の著者は、タイトルにもあるとおり、昭和2年(1927)生まれの92歳。栃木県足利市小俣町にある私立保育園「小俣幼児生活団」の主任保育士として、子どもと接し続
— 読み進める www.lifehacker.jp/2019/09/book_to_read_okawa-san.html

Log:一週間ぶりの面会交流 毎週土曜日はスイミングスクールに付き添い、その後くもん学習塾に連れて行き、終わったらパパの家に来て遊び夕飯を一緒に作る。

母親の子への洗脳がなければ、築いてきた親子関係は簡単には壊せない。

パパと一緒の居場所はずっとキープしていきたい。

来たくなったらいつでも来て、なんでも話してほしい。

何でも話せる親子関係を築いていこう。

Must Read: 5歳と3歳の子供を妻に連れ去られた父親の叫び(プレジデントオンライン) – Yahoo!ニュース

5歳と3歳の子供を妻に連れ去られた父親の叫び
8/23(金) 11:15配信
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妻から5歳と3歳の子どもを連れ去られたと訴えるAさん。 – 撮影=田中圭太郎
■海外からみれば「日本は連れ去りを容認している国」

子育て中心の人生を送っていた男性が去年12月、妻から5歳と3歳の子どもを連れ去られた。男性は子どもを連れ去られる理由はないとして、共同監護などを求める審判を申したてたものの、現在も子どもとの生活は戻っていない。今年6月には妻から単独親権を求める離婚裁判を起こされ、現在係争中だ。

この男性のように、妻や元妻から子どもを連れ去られて、事実上の生き別れになってしまう父親は、日本では珍しくない。逆に、夫から子どもを連れ去られる母親もいる。その背景には、日本が「単独親権」を原則としている点がある。裁判所は「単独親権」を前提にしながら、多くは連れ去った親に有利な運用をしているのだ。

しかし、「単独親権」を採用している国は先進国にはない。子どものために「共同親権」を認めるのが一般的で、日本は連れ去りを容認している国として国際的に非難されている。国連子どもの権利委員会は今年2月、「共同親権を認めるために、離婚後の親子関係に関する法律を改正する」ことなどを日本政府に勧告した。

それでも法整備に向けた議論は、国内ではまだまだだ。「単独親権」の制度の下で、理不尽な苦しみを受けている男性に話を聞いた。

■同意なく子どもを連れて消えた妻

「去年12月、妻に当時5歳の長男と当時3歳の長女を連れ去られました。子どもたちがどこにいるのか伝えるように求めても、知らされることはありません。子どもたちに私を会わせるかどうかは、妻の一存で決まります。

私はDVや不倫をしたわけでもなく、子育ての大半も担ってきました。にもかかわらず、裁判所は連れ去りから8カ月以上がたっても、子どもたちと私が日常生活を過ごすことを認めないのです。このまま生き別れになるのかと思うと、胸が引き裂かれる思いです」

こう話すのは、東京都港区在住で、パイロットとして航空会社に勤務しているAさん(47)だ。Aさんは同じ年齢の妻と8年前に結婚し、長男と長女が生まれた。

しかし、去年12月、妻が2人の子どもを連れて出ていった。子どもたちの居場所は、Aさんにはわからなかった。これは夫婦生活の破綻によって起きる、いわゆる「子どもの連れ去り」だ。

■5年半、子育ての大部分を担ってきたのに

Aさんはもともと別の航空会社のパイロットだったが、約15年前、空港に向かうバスにクルーの荷物を積む手伝いをした際に、椎間板を割る大けがをした。労災が認められたが、回復して仕事に戻るまで2年半かかった。このけがが理由で、のちに解雇されている。

当時、前の妻と結婚生活を送っていたが、この大けがが原因で離婚。8年前に裁判が終わり、その直後に同じ高校の同級生だった現在の妻と知り合った。お互いバツイチで、交際が始まると、まもなく再婚した。

再婚後、Aさんは最初は主夫として妻を支えた。約2年がたって長男を授かり、Aさんは子育てを担いながら、可能な時間で保育ルームの仕事をしていた。

長男が2歳になると、今度は長女が生まれた。生活費も必要だったため、以前勤めていた会社の同僚の紹介で別の航空会社にパイロットとして復帰した。子育ての時間が必要だと会社に相談すると、会社は理解を示し、フライトを調整してくれた。

「平日や週末を問わず、家を不在にしていた妻よりも、5年半もの間、子育ての大部分を担っていました」

Aさんは子育てに重点を置いた生活を送っていたと話す。

■病院は「警察と児童相談所に通告する」と告げた

問題が起きたのは去年6月だった。長男、長女ともに体調が悪く、病院に連れて行く必要があり、Aさんは妻に相談した。すると妻は仕事に行かなければならないという口ぶりだったが、実際は知人と旅行にいくつもりでいたことがわかった。

Aさんが「いくらなんでもそれはないよ」ととがめると、妻は激怒し、子どもたちが見ている前でAさんの口のあたりをつかんだ。爪が食い込み、Aさんは流血したが、妻はそのまま家を出た。Aさんはそのまま港区内にある病院に子どもたちを連れていくと、「虐待対応チーム」を持つ病院は傷を負っていたAさんに事情を聞き、次のように告げたと言う。

「夫婦であっても子どもの前で暴力を振るうことは、お子さんの心に傷を残します。面前暴力という子どもへの虐待にあたり、児童虐待防止法違反になります。私たちは警察と児童相談所に通告しなければなりません」
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